≪研究≫信託銀行の簡単な歴史と業務について

信託業務とは、他者の財産を金融機関の名義で預かり、金融機関の財産と分別して管理するもので、株式市場などの金融インフラへの投資などを通じて資金が流れることで社会に貢献するシステムの一部となっています。主な信託業務として金銭信託、貸付信託、年金信託、土地信託、証券投資信託があります。金銭信託とは、普通銀行などが行なっている預金や貯金と殆ど変わらないものをいいます。貸付信託とは、定期で預かった金融資産を企業や産業などに貸し付けることで金利収入を得る業務です。年金信託は、企業年金や個人年金から預かった資産を企業や産業などに貸し付けるなどの運用を行います。土地信託は、土地所有者の依頼を元にして、オフィスビルやマンション、住宅などの建設や運用をして土地所有者に必要経費などを除く利益を配当します。証券投資信託は、投資が委託されている会社や個人などからの指示の元に株式市場などを通じて金融取引を行う業務です。これ以外の役割として、不動産取引の仲介業務や遺言委託なども行なっており、金融機関の持つ一般的な機能を備えています。この多様な業務を行う信託銀行は、1500兆円以上とも言われる日本の金融資産を管理・運用しています。

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